みはしのブログ
旅、それは人生の比喩にも使われる言葉。皆さんの旅にはどんな思い出がありますか?同じ旅でも、着物を着るだけで、不思議とちょっと違った景色に見えるんです。特に2人以上で着物を着てぶらぶらしていると、何だかソワソワして、でも何だかちょっと心地よくて、気が付いたら気持ちがフワフワしている。いつもと違った旅を楽しみたい方は、是非着物で旅をしてみてはいかがでしょうか?
今回訪れたのは、新潟県南魚沼市、清酒八海山の醸造所が運営している魚沼の里です。いつもの癖で、あやうく昭和インターへ向かおうとしてしまい、慌てて沼田インターへ・・・そう、南下することが多いですが、今回は北上していく訳です。
夏へ向かう中、単衣の軽やかな着用感覚が、気持ちも軽やかに♪さあ、のんびり着物を楽しみましょう。ぶらり旅の始まりです。
向かう先は南魚沼市、沼田ICから高速道路に入り、六日町ICまでおよそ1時間。高速を降り、ナビに従い車を走らせる。のどかな田園風景に、気持ちも穏やかになります。都会の喧騒もたまには刺激的で良いのですが、やはり田舎育ちな私にとっては、落ち着く空間ですね。田舎道は車での移動もしやすく、目的地としてもハードルは低めだなぁと感じました。
最近すごく思うのですが、車のナビ使わなくなったなぁと・・・もっぱらグーグルマップを使っています。常に最新だし、到着予定時刻も車のナビよりも正確かなと感じます。ただ、時々「えっ?」っていうような道を案内されたり、若干雑さは感じるところが玉に瑕ですが(笑)
脱線してしまいましたね。さて、ナビが目的地への到着を告げ、いつくか建物があったので、とりあえずここかなと入った建物は何とブリュワリー!八海山と言えば日本酒を思い浮かべるかと思いますが、2018年からライディーンビールというブランド名にてクラフトビールの製造販売を行っているのです。ブリュワリーがあることは事前に軽く調べた中で知ってはいましたが、まさかのしょっぱなでした(汗)
バーとリカーショップが併設されていて、その場でビールを楽しむ事もでき、お土産に買う事もできますが、とりあえずおいしそうなジェラートで旅の疲れを癒すことに(笑)
ピスタチオのジェラートをほおばり、ひと時の休息を・・・
実は、新婚旅行でイタリアに行ったときに食べたピスタチオのジェラートが感動的に美味しく、どうしてもピスタチオのジェラートを見ると重ねてしまうんですよね。
「あぁ、あの時のジェラート、おいしかったよなぁ」と(笑)
もうこうなると、かなりの補正がかかってしまっているので、あれを超える感動は中々ないかもしれません・・・
もっと時間があれば、そして車の運転とかなければ、クラフトビールも一通り飲んでみたかったなぁと喉ごしの妄想をしつつ、現実へ戻り家で楽しむため、6種類の味が楽しめるお土産ビールを(笑)
ビールの感想はまた後程・・・
朝はゆっくりした出発だったので、休憩を終えたころにはもうすぐ12時、ということで昼食をとることに(また休憩かい!)
ブリュワリーの建物からは少し離れていますが、魚沼の里内にあるお蕎麦屋さん「そば屋長森」で昼食をとることに。
建物は、旧家の一部を移築した古民家風の広々とした作りになっており、落ち着きのある雰囲気でした。
背の低いくぐり戸をぬけ、「眺めの良い席が空いているので」とのお勧めで、目の前には大きな引き戸の窓から外の景色が広がる横並びに座る席に着きました。
「ちょっと前までは菜の花がとっても綺麗だったんですよ」
そう言われて外を見渡すと、先の方に菜の花が少し咲いていて、「あぁ、もう少し早く来ていればもっと良い眺めだったのかなぁ」なんて思いましたが、季節季節の楽しみがあるということでしょうか。また違った季節に来てみたいなぁなんてことも感じました。
何を食べようかと散々迷った挙句、やはり間違いないのはお勧め品(笑)
1ページ目にあった十割の盛りそばをまずは一点目。こちらは2つのそばつゆを楽しめるということで、何だかお得な気分♪
もう1点は、キノコたっぷりの温かいつけ汁のキノコそばのキノコのてんぷら付きを注文♪
ほどなくして注文した品が配膳されます。
味の感想は・・・
「美味しい♪」
すいません、私の食レポの才能は全くなかったようです(笑)
是非是非ご自身の舌でお確かめくださいませ・・・
最後には蕎麦湯をいただきましたが、日本人だからなのか、蕎麦湯を飲むとなんだかほっとしませんか?
さてさて、今回はこのくらいで一度締めたいと思います。思いの他長くなってしまいました。
次回は、お土産編が中心になると思います。是非お楽しみに・・・