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みはしのブログ

暑い時期のおすすめ長襦袢@群馬県沼田市の京呉服みはしです
2025年06月26日 着物あれこれ 
皆様こんにちは、毎年暑いですね。


温暖化の影響で、早い時期から暑くなる日が増えました。

そのため、着物もお式事やお稽古事などで決まりがある時以外の、カジュアルな着物は気温に合わせて着るような時代になってきました。


今回は、季節に合わせて単衣から夏の時期に活躍する、おすすめの“洗える”長襦袢をご紹介いたします。

単衣の時期

東レ 爽竹(そうたけ)

sou1.jpg
レーヨン(原材料:竹)25%・ポリエステル75%


白無地のタイプもありますが、色数が豊富ですので単衣の時期に着ても違和感がありません。

写真のタイプは「絽」ではないので、暑くなってきた春先から、暑さの残る秋まで長く着られます。


単衣の時期に着る時には、半衿を袷の時と同じか、しぼが特徴の楊柳半衿を合わせると涼しげでいいと思います。
202506eri.jpg


近年は5月でも30℃を超える日があるくらい、暑くなるのが早いですよね。

特別暑い日、カジュアルな場面で着る分には麻の長襦袢(半衿は袷・単衣用)を着てもいいのではないかと思います。

色は白だと真夏の襦袢を着ている感が強いので、色の物の方がおすすめです。


真夏の時期

白が一般的ですが、色の長襦袢もおしゃれで素敵です。

7月・8月は、夏物の半衿をかけます。

asa1.jpg
長襦袢の中で一番涼しいのは麻100%の物ですが、しわになりやすいのがちょっと気になるところです。

夏の着物は透け感がある物が多いので、長襦袢がシワになっているのが透けて見えてしまうことがあります。


麻の襦袢を着る時は透け感の少ない着物と合わせるか、「今日は正座をしない」という時におすすめです。


7月・8月は、夏物の半衿をかけます。


洗濯時の注意点
形が崩れるのを防ぐため、麻の長襦袢はできるだけ手洗いをするのがおすすめです。

洗い桶に水と少量の洗剤を入れ、たたんだ状態のまま浸けて軽く押し洗いします。


大き目の洗い桶が無い場合は、縦型の洗濯機を洗い桶代わりにする手もあります。

低水量給水してから少量の洗剤を入れ軽く押し洗い、そのまま排水できるので楽です。


洗い終わったら、洗剤を残さないよう押し洗いの要領ですすぎ、短めに脱水(1分以内くらいが理想的)します。

脱水が終わったらすぐに洗濯機から出し、形を整えて陰干ししてください。

普通のハンガーだと上手く形が整えられないので、着物ハンガーを使いましょう。


もし洗濯機で洗う場合は、きちんとたたんだ状態で必ずネットに入れてください。

弱水流モードで、洗剤も自分で少量投入した方が安心です。

縦型洗濯機であれば、先述した方法(低水量給水ご、自分で押し洗い)で洗った方が楽かもしれません。


ドラム式であれば、ドラムをほとんど回さないコースで短時間洗ってください。

脱水も同じく短めに。


形を整えて干せばシワシワになることはないと思いますが、アイロンをかけるなら当て布をして、低温で軽くかける程度にしてください。

ポリエルテルとの合繊

tosco1.jpg
東レ トスコ

麻60%・ポリエステル40%



suz1s.jpg
すずごこち

麻70%・ポリエステル30%(製造終了、在庫のみ)



sou2.jpg
東レ 爽竹(そうたけ)

レーヨン(原材料:竹)25%・ポリエステル75%



トスコすずごこちは麻が入っていますがポリエステルとの合繊のため、しわになりにくいです。


爽竹は先ほどもご紹介した、写真の紗のタイプ(写真左)・紅梅タイプ(写真右)と、絽のタイプ(お取り寄せ商品)があります。

紗・紅梅タイプは単衣と夏、絽のタイプは夏用となります。

紗・紅梅タイプは肌触りがなめらか、絽のタイプはさらっとしているので、お好みで選んでください。



ポリエステルとの合繊の物は、混合率が少なくなるほど涼しくなると考えていただいていいと思います。


お洗濯は、洗濯ネットに入れて「弱水流コース」で洗えます。

基本的にはアイロンをかけなくても大丈夫ですが、気になる場合は低温でかけてください。


麻100%の物と比べると涼しさは劣りますが、お手入れが気軽なので当店では合繊の方が人気があります。



以下、それぞれの値段です。

麻100%長襦袢

小千谷 本麻長襦袢
42,000円

志賀麻 本麻長襦袢
45,000円


合繊長襦袢

トスコ(柄)
38,500円

トスコ(白)
20,900円

すずごこち(色)
18,700円
残り1反

すずごこち(白)
16,500円
残り1反

爽竹(在庫商品 紗・紅梅)
28,600円

爽竹(無地)
30,800円

価格は全て税込価格、2025年7月現在の価格となっております。

こちらにお仕立て代、半衿などの付属品代がかかります。



初夏から初秋の時期、長襦袢と肌着類で調節して着物を楽しみましょう。




店頭で実際の手触りなども確認していただけますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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(受付時間:10:00~18:30 定休日:水曜)


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タグ: 長襦袢 

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