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みはしのブログ

3代目の実録日々精進~その2 出会い前編~
2019年06月02日 3代目ブログ 
こんにちは、京呉服みはし、店長の平原です。

実は前々から結構忘れ物が多いです。「お騒がせしました」ということが良くあります。
忘れ物の延長・・・という訳ではありませんが、先日財布を無くしてしまいました(*_*;
今までは、無くしたーっ!て思っても、なんだかんだどっかから発見され、「良かったー」という安堵の気持ちと、「あ、お騒がせしましたぁ」という肩身の狭いような気持ちが複雑に交錯する状況が多かったのですが、今回ばかりは本当に見つかりません。
クレジットカードの停止手続きをし、警察への紛失届を出し、運転免許証の再交付等々、結構面倒です。
まぁ、無くしたのが悪いのですから文句も言えない状況ですが・・・
これを機に、忘れ物、無くし物を少しでも無くすために対策を考えねばならないと思っております。
何かいい方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご教授くださいませ。


さて、私が家業である着物屋に入り、早10年という月日が経ちます。10年経って、ようやく色々分かってきたと思います。ただ、そんな分かってきたことも、恐らく全体のわずか数%でしょう。分かっているようで分かっていないこと、理解はしているけど説明となると言葉に詰まってしまう。そして、まだまだ道の世界・・・
きりが無いと言えばきりが無いし、一生勉強しても足りないだろうとは思います。


以前、2人目の女性宇宙飛行士として有名な山崎直子さんの言葉が印象的でした。

ワンダー=未知なることが、フル=沢山、いっぱいだと、ワンダフル=素晴らしい

着物の世界は、本当に未だ知らないことに溢れていて、それらは全て、日本人が育んできた文化や文明、ひいては人類の英知に紐づいています。
地域風土や歴史的背景によって生まれた日常生活における衣服、王国や貴族や武士などの階級思想の中で生まれた染色や文様、人々の生活や志向に影響力の強い宗教や芸能においても着物や染織、文様は密接な関係にあります。



勉強すればするほどに、本当にきりがない(笑)


自分自身、沼田に帰ってくるまでは、本と言えば漫画くらいしか読みませんでした。小説なんかでも、買って読んではみるものの途中で読まなくなっちゃって、最後まで読んだためしが無いような有様です。


そんな私が、まぁ自分で言うのもなんですが、何故このような勉強家になったのか。着物屋として「本当のことをちゃんと伝えられる着物屋でありたい」というような想いをいだくようになったのか。
それにはいくつかのターニングポイント、出会いがありました。


今考えても、心境なり考え方なりが、あそこから急激に変わったな、と思える出会いでした。



第一に、「ある本」との出会い

第二に、「ある呉服屋さん」との出会い

第三に、「ある問屋さん」との出会い


と、多くく分けて三つの出会いがありました。
そして、今、第四の出会いであろうと感じる方と先日お会いしました。

この出会いがターニングポイントとなるかどうかは、これからの自分の努力次第。日々精進しかないですね。


第一の出会いとして、「感動の条件」という本との出会いです。この本は、永松茂久さん、通称「シゲにい」が執筆した本で、私も含めこの本に大きな影響を受けた人が全国各地にいらっしゃいます。
いわゆる自己啓発という分野の本ですが、とても読みやすく、分かりやすく、力強くもあり、全てを包み込むような優しさもある。活字を読んでいて生まれて初めて涙した本です。


感動しましょう、というよりは、感動を与えられる人になりましょう、という内容ですが、この本のおかげで、命の大切さと本から学ぶことの大切さを学ぶことができ、折角の人生、縮こまっているよりは、大きく出た方が夢があって楽しいかも、というような価値観に触れた感じがします。

本を読む、ということに抵抗を感じるどころか、積極的に本を読むようになったのは、間違いなくこの本に衝撃的な感銘を受けたことによると確信できます。


自己啓発の分野で言えば、多くの方におススメしたいベスト1の本とも言えます。


masayoshi_with.sigenii.JPG
↑感動の条件の著者である、茂にいとのツーショット
鹿児島県の知覧にて毎年開催されている知覧フォーユー研修さくらまつりにて


そして、第二の出会いである、「ある呉服屋さん」ですが、その方は私がお会いした際にはすでに10年ほど着物を着て日常を過ごされ、着物が持つ魅力やパワー、可能性を自らの人生を持って体感し証明されている方でした。


それまでの私は、日常は洋服、仕事もスーツを着ておりました。
まぁ、どこにでもいる着物屋さんですね。それが悪いとも思わないし、そうでなければならないというとやはり言い過ぎかと感じます。


しかし、それだけ着物を着ている方の言葉は重く、とても私の心に突き刺さる一言がありました。



「着物を着れば分かるから」



自分自身着物屋としてもっと着物を着て、良さや着る人の気持ち等、もっと理解を深めたいと思っておりましたところにこんな言葉をいただいたもんですから、影響を受けまくったのは言うまでもないでしょう。
この言葉に感化され、「よし、どこまでできるか分からないけど、できるところまでやってみよう」そう思い、着物での生活がスタートしたのです。

masayoshi_kimono_men1.JPG
↑綿の着物、襦袢のかわりにタートルネックのシャツを。
楽な普段着スタイルです。


それ以来、来る日も来る日も着物を着て、1年365日にほとんどを着物で過ごしました。着物でないときは、寝るときと、お祭りの時くらいなもんでした。それから数年が経ち、今では作務衣という自分の中では逃げの衣服で過ごすことも多くなりましたが、それでも外出時の多くは着物が多いです。
このおかげで地元では、着物姿以外見たことないという人も現れるようになり、着物という意識だけはかなりの人数に植え付けることが出来たのではないかと思います。



そして、初めて会う人からは、必ずと言っていいほど着物の話題をふられます。
コミュニケーションが苦手な私にとって、話題に事欠かないことは本当に有難い(笑)
こちらから何も言わずとも、自然に、相手から着物の話をしてくれます。あまり仕事のことばっかり話すのもなぁ、と思っても、相手からぐいぐいと着物の会話をしてくれるのです。


もう一つ、着物という最強のアイデンティティーを持つことで、色々な人にとても覚えてもらえるようにもなりました。


とまぁ、着物を着ることで着物の魅力を感じたからこそ、多くの人が魅力に感じていると知ったからこそ、着物に対してもっと誠実でありたいという感情が強くなっていったように感じます。



masayoshi_kimono_asa1.JPG
↑ちょっとした作業をするときはたすきがけをして、着物の裾を帯に挟み活動スタイルで



そして、第三の出会いへと繋がってゆきます。

少々長くなってしまいましたので、第三の出会いについてはまた後程・・・


最後までお読みいただきまして有難うございます。





タグ: 着物  きもの  感動の条件  永松茂久  知覧 

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