袴着用時に必要な物
袴をご着用になる場合に必要な物をご紹介いたします。
着物
振袖・二尺袖・訪問着・色無地など、合わせる着物は様々です。大学や専門・短期大学の卒業生であれば、華やかな振袖や二尺袖を着る方が多いです。
レンタルをするとなると振袖よりも二尺袖の方が大多数だと思います。
振袖は袖が長い分、華やかで豪華なイメージです。
お母様のお振袖やご自分のお振袖があれば、着る機会でもありますので是非袴に合わせてみてください。
また、学校の先生が見送る側として袴を履く場合は、訪問着や色無地の方が多いです。
落ち着いた大人の雰囲気になります。
二尺袖とは?
振袖よりも袖が短く、訪問着などの一般的な着物よりも袖が長い着物です。振袖は身長によって袖の長さを調節しますが、二尺袖は二尺(75cmくらい)のお袖の長さです。
袴
袴姿の主役、袴には「馬乗(うまのり)袴」と「行灯(あんどん)袴」があります。「馬乗袴」はキュロットスカートのように左右に分かれていて、「行灯袴」はスカートタイプです。
卒業式に履くのはスカートタイプの「行灯袴」です。
半幅帯
浴衣の時にするような16~18cm位の幅の帯を使います。同じ半幅帯でも「作り帯」は使えないのでご注意ください。
作り帯だと後ろのリボンの部分が不安定ですし、リボンの部分が大きすぎてちょっとバランスが悪いです。
また、あまり厚手の物だと着心地が悪いので、薄めの物を選ぶといいですよ。
長襦袢
着物とサイズの合った長襦袢を選びましょう。サイズが合っていれば上下で分かれている二部式の襦袢でも大丈夫です。
肌着・裾除け
振袖の時に使ったものがそのまま使えます。上下がつながっている和装スリップでも大丈夫です。
足袋
一般的な白足袋が礼装用として一般的です。今はレースの足袋や花の刺繍が施してある足袋など、足元のオシャレを楽しんでいる方もいらっしゃいます。
ブーツを履きたい方は足袋ではなく靴下かストッキングで大丈夫です。
ストッキングやタイツを履くときには股上の深さに注意です。
ストッキングやタイツは股上が深いものが多いので、帯と重なっていしまいます。
あまり股上が深いとトイレに行くときに大変なので靴下を履くか、できるだけ股上の浅いものを選んでください。
腰ひも
3本あれば着られます。5本くらいあると、いざという時の丈の調節などに使えるので余分に持っていると便利です。
伊達締め
伊達締めにはいくつか種類があります。絹の物、化繊の物、マジックベルトタイプの物の3種類が一般的です。
1本でもあれば着られますが、2本あるとより着崩れしにくくなります。
2本使う場合は2本ともマジックベルトだと厚みが出てしまうので、他のものと合わせて使った方が着ていて楽です。
コーリンベルト
両端にクリップのついたゴムベルトです。無くても着られますが、あると衿合わせが着崩れしにくくなります。
衿芯
忘れられがちな長細い衿芯。衿芯を入れないと衿の後ろ部分が綺麗にならないので重要なアイテムです。
帯板
帯の前の部分に入れて、しわを防ぎ帯を綺麗に見せるための物です。袴を着る時には半幅帯が少ししか見えませんが、帯の上で縛る袴の紐がおなかに食い込むのを防ぐ効果もあります。
補整用のタオル
フェイスタオルが3・4枚ほどあれば足ります。厚手の物よりは薄い物の方が使い勝手が良いです。
履物
草履が一般的ですが、ブーツでモダンに着こなしても素敵です。草履かブーツかで袴の丈が多少違いますので、着付けをしてもらう場合は事前に伝えておいてください。
バッグ
振袖の時のバッグ・巾着・がま口バッグなど振袖の時のバッグがあればそれで大丈夫です。
巾着やがま口バッグでもかわいいので色々と検索してみてください。
みはしの着物と袴のセットレンタルには巾着が付いています。
着付けに必要な物は以上になります。
他には美容院さんには髪飾りを忘れずに。
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