着物のお手入れ
着物を着たら
まずは陰干し
汗をかかなくても、ある程度着物を着ていると多少は湿気ります。
湿気は絹でできた着物の大敵ですので、風を通すことにより汗などの湿気を飛ばします。
風通しが良く、日が差さない部屋を選んでハンガーに掛けます。
この時に注意したいのは、時間の経過による日当たりと照明焼けです。
ハンガーに掛けた時は「ここなら大丈夫」と掛けたはずなのに、夕方になって西日が差しこんでいる事があります。
また、蛍光灯などの照明でも焼けてしまいますので、
陰干しをする部屋はカーテンを閉め、照明は消しておきましょう。
そして大切なのが「どのくらい干すか」と言う事です。
結構やってしまいがちなのが
「脱いだ後にずっとハンガーにかけっぱなし」
にすること。
あまり長くかけっぱなしにしてしまうと袷の着物の場合、表と裏の生地のつり合いが悪くなってしまいますので
干すのは2~3日が適度です。
雨の日はどうしたらいいの?
着物が濡れてしまったのなら、お手入れに出した方が安心です。
着物が雨に濡れていない場合は陰干しをしますが、干している間も雨が降っている場合は2~3日でしまうのではなく、
晴れてから2~3日干してからしまってください。
汚れ等がないかチェック
脱いだ後、ハンガーに掛けたら汚れがないかチェックします。
着ているときには気がつかなかった汚れもハンガーに掛けてみてみると意外と汚れていることもあります。
特に汚れやすいのが
衿元
袖口
裾周り
袖口と裾周りは裏と表両方ともチェックします。
お食事をしたのであれば、胸のあたりや膝より上のあたりも汚れやすい部分です。
時にはお食事のハネがお袖に付いていたり、椅子にお食事のハネがあることに気づかずに座ってしまったり......
お食事をした時は特にしっかりチェックしましょう。
必要ならお手入れに出す
汚れていたり、長くしまっておく場合にはお手入れに出しましょう。
今シーズンにまた着る予定がある場合には汚れていなければ着た後に出しても大丈夫です。
ただ、もう一回着る予定があったとしても、食べ物や飲み物をこぼしてしまったらできるだけ早くお手入れに出しましょう。
放置すればするほどシミが落ちにくくなってしまいます。
大切にお手入れ・保管すれば代々着られるのが着物の良いところ。
分からない事があれば何でもご相談くださいませ。
丸洗い
着物・長襦袢・帯等を全体的に洗います。
あまり汚れがひどくない場合や、汚れがないけどお手入れしてからしまっておきたい時は丸洗いで大丈夫です。
注意したいのが、丸洗いで落ちない汚れがあると言う事です。
丸洗いは油性の溶剤で洗うので皮脂などの「油性」の汚れは落ちますが、「水性」の汚れ(汗やコーヒーなど)は落ちません。
汗をかいたら汗抜き
コーヒーなどが付いたらしみ抜き
丸洗い+必要なお手入れをすることで、着物を長く綺麗な状態で保てます。
あまり汚れがひどくない場合や、汚れがないけどお手入れしてからしまっておきたい時は丸洗いで大丈夫です。
注意したいのが、丸洗いで落ちない汚れがあると言う事です。
丸洗いは油性の溶剤で洗うので皮脂などの「油性」の汚れは落ちますが、「水性」の汚れ(汗やコーヒーなど)は落ちません。
汗をかいたら汗抜き
コーヒーなどが付いたらしみ抜き
丸洗い+必要なお手入れをすることで、着物を長く綺麗な状態で保てます。
シミ抜き
丸洗いでは落ちない汚れを部分的に落とします。
食べ物・飲み物・調味料・化粧品・ボールペンのインク等が付いてしまったら、丸洗いでは落ちない場合もあります。
そういった場合にはシミ抜きで汚れを落とします。
シミは時間が経つとシミ部が付いた部分の生地が変色してしまいます。
シミ自体も落ちにくくなりますし、変色してしまった生地の部分を脱色して色を足す作業が必要になります。
シミが付いた場合にはなるべく早めにお手入れに出すのが着物をきれいに保つ秘訣です。
「何でもしみ抜きができるのか」
というと、実は生地によってシミ抜きができない場合があります。
それは「生地が劣化している場合」です。
生地が劣化していると、しみ抜きの加工に耐えられない事もあるそうです。
生地の経年劣化はどうしても防げないものです。
ただ、お手入れの有無や保管の仕方によって劣化速度に差が付きます。
ずっとしまいっぱなしにせず、適度に空気を当てて保管をする事が大切です。
食べ物・飲み物・調味料・化粧品・ボールペンのインク等が付いてしまったら、丸洗いでは落ちない場合もあります。
そういった場合にはシミ抜きで汚れを落とします。
シミは時間が経つとシミ部が付いた部分の生地が変色してしまいます。
シミ自体も落ちにくくなりますし、変色してしまった生地の部分を脱色して色を足す作業が必要になります。
シミが付いた場合にはなるべく早めにお手入れに出すのが着物をきれいに保つ秘訣です。
「何でもしみ抜きができるのか」
というと、実は生地によってシミ抜きができない場合があります。
それは「生地が劣化している場合」です。
生地が劣化していると、しみ抜きの加工に耐えられない事もあるそうです。
生地の経年劣化はどうしても防げないものです。
ただ、お手入れの有無や保管の仕方によって劣化速度に差が付きます。
ずっとしまいっぱなしにせず、適度に空気を当てて保管をする事が大切です。
汗抜き
たくさん汗をかいたら丸洗いでは汗が落ち切りませんので、汗抜きをしましょう。
汗は透明なのですぐは分かりませんが、時間が経ってから着物の裏地や長襦袢に汗染みが出てきてしまいます。
その都度お金はかかりますが、シミになってからでは余計お金がかかることになってしまいます。
着物を長持ちさせるため、汗をかいたらしまう前に汗抜きをオススメします。
汗は透明なのですぐは分かりませんが、時間が経ってから着物の裏地や長襦袢に汗染みが出てきてしまいます。
その都度お金はかかりますが、シミになってからでは余計お金がかかることになってしまいます。
着物を長持ちさせるため、汗をかいたらしまう前に汗抜きをオススメします。
着るのもしまっておくのも安心、ガード加工
着物を着るのをためらう理由で挙げられるのが
「着たら高いお手入れに出さなきゃいけない」
「管理が大変」
と言う事。
その心配を安心に変えてくれるのが
「パールトーン加工」
です。
汚れや水をはじいてくれるのに、風合いは変わらない頼もしいガード加工です。
撥水効果があるのでしまっておくのにも湿気を寄せ付けず、カビの発生も抑制してくれます。
しまっておくことを考えると加工しておかれることをお勧めいたします。
「着たら高いお手入れに出さなきゃいけない」
「管理が大変」
と言う事。
その心配を安心に変えてくれるのが
「パールトーン加工」
です。
汚れや水をはじいてくれるのに、風合いは変わらない頼もしいガード加工です。
撥水効果があるのでしまっておくのにも湿気を寄せ付けず、カビの発生も抑制してくれます。
しまっておくことを考えると加工しておかれることをお勧めいたします。