みはしのブログ
2020年06月11日
振袖
こんにちは、みはしスタッフの平原です。
暑い日が増えてきて、夏の気配がしてきましたね。
新型コロナウィルスの影響で控えていた外出も、対策を講じた上で少しずつできるようになってきました。
みはしでも、少しずつご来店頂くお客様が増えてきたかなという印象です。
成人式の準備がずっと気になっていた親御さんはやはり多いと感じます。
みはしでは、安心してご来店いただけるよう、換気・手指の消毒・スタッフのマスク着用等の対策をこれからも続けて参ります。
さて、今回は「振袖の色と柄 どっちが大切?」ということで、振袖を選ぶ際により重視するべきなのはどちらか、書いていきたいと思います。
まず、接客させていただいている中で、「最初は柄から選びたい!」とおっしゃるお客様は稀です。
大抵は、入り口になるのは「着てみたい色」です。(たまに、着たい色ではなく「〇〇色は絶対着たくない。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。)
振袖は洋服と比べ体を覆う布面積が大きい為、色選びはとても重要。私個人としては、重要度の比率は色七割柄三割程度でしょうか。
じゃあ、色はどうやって選べばいいのか?と言いますと、ポイントになるのは
「自分の肌色に合う色か?」
「体形に合う色(柄)か?」
「なりたい雰囲気に合っているか?」
この三点です。
振袖は、他の着物と比べても華やかな色使いのものが多く、洋服と比べても言わずもがなです。
こんな色、洋服では着たことない!という色でも、試着してみると顔色に映えて似合う!ということはよくあります。
よく言われるのは、
肌が黄色みがかっている方にはオレンジやブラウン、黄色みを感じる色が似あう
肌が青みを帯びている方は寒色や透明感のあるパステルカラーが似合う
と言われています。
ですが、肌が青白い方に青みの強い色を合わせてみると、お顔の青みを強調して顔色が悪く見えてしまうケースもあります。
そんな時はあえて黄色みの入った色を合わせた方が、血色がよく見えてキレイだったりするので、一概には言えないのが難しいところです。
ですから、振袖を選ぶ際には「試着」は外せない工程です。
試着のいいところは他にもあり、ポイントの二番目に挙げた「体形に合うかどうか」、というところも目で見て確認できるところです。
こちらの写真は、同じ振袖を身長を変えて着付けしているのですが、メインとなる膝上の柄の出方が違うのがわかるでしょうか。
だいたい十センチくらいの差なのですが、上の写真ではおはしょりの中に柄の上部が少し隠れてしまっています。
下の写真だと、柄の上に地色の濃い緑色が少量ですが斜めに見えているので、詰まった感じが抜けてスッキリした印象です。
このように大きい柄付けの振袖は、小柄な方よりは背の高い方のほうがより柄が多く出て、きれいに着こなせるのです。
逆に、小柄な方には小さめの柄で、流れのある柄がお勧めです。
ですが、一番大切なのは最後の「なりたい雰囲気になっているか」です。
「好きな色と似あう色は違う」
というのは、振袖に限らず言えることだと思うのですが、だからと言って嫌いな色や、好きではないテイストのものを身に着けても気分はあがりませんよね。
特に、一生に一度の成人式に着る大切な「第一礼装」である振袖ですから、猶更気に入った一枚、納得して決めたものを身にまとっていただきたいなと思います。
ですから、着たい色が肌映りが良くない場合などは、同系統の色で黄色味の強いものや色の濃いもの、淡いものを試してみたり、
振袖自体は顔映りのいい色に変更して、顔から離れたところに使う小物や帯などに好きな色を使うのも、一つの方法です。
他にも、「似合う」と「なりたい雰囲気」を両方叶える方法はいくつかございますので、そこはぜひ妥協せず、お店の方に相談してみてください。
レンタルであっても、ご購入であっても、一生に一度の成人式で着用する晴れ着です。
これから振袖を選ぶ方には、是非、自分のなりたい振袖姿をイメージして、振袖選びを楽しんでいただきたいと思います。
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みはしは、「着物で笑顔のお付き合い」をモットーに、
群馬県沼田市、みなかみ町、昭和村、川場村、片品村、そして高山村、中之条、吾妻地域のお客様にご愛顧いただいている地域密着型のお店です。
振袖のこと、着物のこと、クリーニングやお直し、着物の保管など、何でもご相談ください!
お客様の笑顔を全力でサポートさせていただきます!
暑い日が増えてきて、夏の気配がしてきましたね。
新型コロナウィルスの影響で控えていた外出も、対策を講じた上で少しずつできるようになってきました。
みはしでも、少しずつご来店頂くお客様が増えてきたかなという印象です。
成人式の準備がずっと気になっていた親御さんはやはり多いと感じます。
みはしでは、安心してご来店いただけるよう、換気・手指の消毒・スタッフのマスク着用等の対策をこれからも続けて参ります。
さて、今回は「振袖の色と柄 どっちが大切?」ということで、振袖を選ぶ際により重視するべきなのはどちらか、書いていきたいと思います。
まず、接客させていただいている中で、「最初は柄から選びたい!」とおっしゃるお客様は稀です。
大抵は、入り口になるのは「着てみたい色」です。(たまに、着たい色ではなく「〇〇色は絶対着たくない。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。)
振袖は洋服と比べ体を覆う布面積が大きい為、色選びはとても重要。私個人としては、重要度の比率は色七割柄三割程度でしょうか。
じゃあ、色はどうやって選べばいいのか?と言いますと、ポイントになるのは
「自分の肌色に合う色か?」
「体形に合う色(柄)か?」
「なりたい雰囲気に合っているか?」
この三点です。
振袖は、他の着物と比べても華やかな色使いのものが多く、洋服と比べても言わずもがなです。
こんな色、洋服では着たことない!という色でも、試着してみると顔色に映えて似合う!ということはよくあります。
よく言われるのは、
肌が黄色みがかっている方にはオレンジやブラウン、黄色みを感じる色が似あう
肌が青みを帯びている方は寒色や透明感のあるパステルカラーが似合う
と言われています。
ですが、肌が青白い方に青みの強い色を合わせてみると、お顔の青みを強調して顔色が悪く見えてしまうケースもあります。
そんな時はあえて黄色みの入った色を合わせた方が、血色がよく見えてキレイだったりするので、一概には言えないのが難しいところです。
ですから、振袖を選ぶ際には「試着」は外せない工程です。
試着のいいところは他にもあり、ポイントの二番目に挙げた「体形に合うかどうか」、というところも目で見て確認できるところです。
こちらの写真は、同じ振袖を身長を変えて着付けしているのですが、メインとなる膝上の柄の出方が違うのがわかるでしょうか。
だいたい十センチくらいの差なのですが、上の写真ではおはしょりの中に柄の上部が少し隠れてしまっています。
下の写真だと、柄の上に地色の濃い緑色が少量ですが斜めに見えているので、詰まった感じが抜けてスッキリした印象です。
このように大きい柄付けの振袖は、小柄な方よりは背の高い方のほうがより柄が多く出て、きれいに着こなせるのです。
逆に、小柄な方には小さめの柄で、流れのある柄がお勧めです。
ですが、一番大切なのは最後の「なりたい雰囲気になっているか」です。
「好きな色と似あう色は違う」
というのは、振袖に限らず言えることだと思うのですが、だからと言って嫌いな色や、好きではないテイストのものを身に着けても気分はあがりませんよね。
特に、一生に一度の成人式に着る大切な「第一礼装」である振袖ですから、猶更気に入った一枚、納得して決めたものを身にまとっていただきたいなと思います。
ですから、着たい色が肌映りが良くない場合などは、同系統の色で黄色味の強いものや色の濃いもの、淡いものを試してみたり、
振袖自体は顔映りのいい色に変更して、顔から離れたところに使う小物や帯などに好きな色を使うのも、一つの方法です。
他にも、「似合う」と「なりたい雰囲気」を両方叶える方法はいくつかございますので、そこはぜひ妥協せず、お店の方に相談してみてください。
レンタルであっても、ご購入であっても、一生に一度の成人式で着用する晴れ着です。
これから振袖を選ぶ方には、是非、自分のなりたい振袖姿をイメージして、振袖選びを楽しんでいただきたいと思います。
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みはしは、「着物で笑顔のお付き合い」をモットーに、
群馬県沼田市、みなかみ町、昭和村、川場村、片品村、そして高山村、中之条、吾妻地域のお客様にご愛顧いただいている地域密着型のお店です。
振袖のこと、着物のこと、クリーニングやお直し、着物の保管など、何でもご相談ください!
お客様の笑顔を全力でサポートさせていただきます!
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