みはしのブログ
卒業式シーズン！！袴と振袖の関係・みはしの「後撮り」
こんにちは、みはしスタッフの平原です。
だんだん温かい日も増えてきましたね。
今年は新型コロナウィルスの影響で、卒業式の縮小や中止が相次ぎ、みはしで袴の着付けやレンタルを承っていたお客様からのキャンセルや変更の連絡をいくつか頂きました。
晴れの式典、お友達とのお別れの日が突然無くなってしまう無念さは、言葉にできない程だと思います。一日も早い事態の収束を願わずにはいられません。
直近の卒業式の変更、中止にまつわるみはしの対応と致しましては、
①卒業袴着付けのキャンセル料金は頂いておりません。
②袴のレンタル料に関しましても、全額返金させていただいております。
その他、着付けのご予約や袴のレンタルに関してご不明の点がございましたら、下記問い合わせフォームかお電話にてお気軽にお問合せくださいませ。
お問い合わせは こちらから
電話番号 0120154384
現在、「卒業式が中止になっちゃったからせめて写真だけでも撮っておこうか」ということで、卒業袴の記念撮影についてお問い合わせを頂くことが増えております。
みはしの併設スタジオ「ＧＩＦＴ」では、2019年12月5日～2020年3月2日迄の間、オープン記念ということで、「卒業袴特別プラン」を設けておりましたが、今回、「後撮り」にも対応できるよう、ゴールデンウィークまでの期間延長を決定致しました。
プランの内容は、
撮影料
データ５カット
キャビネor六つ切りプリント１枚で、
通常価格￥23,300（税別）のところ、期間限定で￥18,000（税別）にて承ります。
★オプションとして、
「撮影のみの衣装フルレンタルプラン」＋着付代で
一式 ￥5,000（税別）
★平日割引といたしまして
ヘアメイク ￥6,000（税別） →￥3,000（税別）
着付け ￥3,000（税別） →￥1,500（税別）
ご希望があれば、上記の金額にて対応させて頂きます。
（ただし、火曜・水曜日は定休日となっております。）
詳しくは、フォトスタジオＧＩＦＴ（TEL：0278－25－8205）までお問合せ下さいませ。
卒業袴記念撮影お申込みページは こちら
卒業という人生の一区切りを、記憶と記録に残すお手伝いさせていただけたら幸いです。
さて、そもそも卒業式はなぜ袴を着るのでしょうか。
決して「袴を着なければならない」という訳ではありませんよね。
これには、明治時代に女学生の制服として海老茶色の行燈袴（スカートのように股の部分がわかれていない形の袴）が採用され、学校という場で教育を受けられる一部（上流階級）の女性の衣装というイメージがあったことが関係しているようです。
時代が移り変わり、洋装化が進んで袴は制服ではなくなりましたが、「はいからさんが通る」の漫画や映画でのイメージや、宝塚音楽学校の生徒さんが卒業式に黒紋付に緑の袴で出席される様子を見た方が、ご自身の卒業式に袴姿で出席されていき、現在の卒業式の定番スタイルとなったようです。
みはしでは、袴や二尺袖（小振袖）のレンタルもご用意していますが、成人式に振袖をご購入になっている方にはご自分の振袖を袴にあわせてコーディネートする方法もお勧めしております。
せっかくお買い上げになった振袖を、一度でも多く着て頂きたい！
という思いからです。
振袖は、未婚女性の第一礼装に当たりますので「普段に着る」着物ではありません。
お祝い事やある種のお稽古事のときに着用する場が限られてしまいますので、せっかく買ったのに成人式の時しか着ないまま結婚・・・
なんて場合も起こりうるのです。
卒業式という改まった場は、振袖を着る絶好のチャンスと言えるので、是非ご自分の思い入れのある振袖を着て卒業式に出席していただきたいなあと思います。
振袖は二尺袖（小振袖）と比べるとお袖が長く、そのぶん華やかで豪華な雰囲気になります。
袴は振袖に合わせて選びますが、帯を合わせて普通に着物として着る場合とまた違った雰囲気を楽しめるかと思います。
同じ振袖で袴を変えてみると・・・・
いかがでしょうか。
大分雰囲気が変わりますよね。
同じ色の袴でも、刺繍が入っているとまた印象が変わってきますよね。
どんな色の袴を合わせるかでも、お持ちの振袖が違って見えるかと思います。
袴を選ぶ際には、ご自分の振袖を合わせる予定であれば写真のように実際に合わせてみて、全体のバランスを確認するのがお勧めです。
みはしでは、だいたい卒業式の半年前（夏休みごろ～）から袴のレンタル予約が入ってきます。
あまりに卒業式直前になると、借りたい袴が既にレンタル予約されてしまっている場合がありますので、レンタルを見に行く時期には注意が必要です。
成人式と違って、専門学校や短大、大学の卒業式は一斉に同じ日に行われる訳ではないので日にちがずれていればレンタル可能ですが、長期の休みに、ご家族の意見も聞きながら余裕をもって納得のいく袴コーディネートを選んでいただくと、直前で焦ったりする必要がないので安心かなと思います。
卒業式当日の着付け時間に関しても、超早起きにならない為には早めの予約がお勧めです。
いかがでしたか？
今回は、卒業袴と振袖についてかかせていただきました。
せっかくお持ちなら振袖を・・・と書きましたが、
「成人式では着なかったけど、お母さんの振袖を卒業式に着てみたい」ですとか、
「振袖じゃないけど、家にあるこの着物を袴に合わせて着てみたい！」
「家にあるこの着物って、卒業式に着ても大丈夫なの？」
等のお悩みがありましたら、お気軽にご質問下さい。
卒業式や袴、振袖を通して、若い世代の方に着物や着物文化に興味を持っていただけたら嬉しいなあと思います。
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