みはしのブログ
こんにちは、みはしスタッフの平原です。
夏休みに入り、週末になるとお祭りや花火大会などのイベントがあちこちで開催されますね。
この時期よくあるのが、お子さんの去年の浴衣を出してみたら思っていたよりも腕や脚が出てしまった!つんつるてんで着られない!というお悩み。
あと少し長かったら着られるのに・・・という時に、簡単に肩上げ、腰上げを直して裄(袖の長さ)と丈を長くする方法をお教えしますね。用意するのは浴衣の他には針と糸、糸切ハサミ、アイロンです。
はじめに、肩上げ、腰上げをしたままで(つまり短いままで)浴衣を着用されるご本人に着てみてもらいます。
この時、羽織るだけでなく、実際に着るときと同様に腰紐で縛ってみて、あと何センチ丈を長くしたいか確認してください。
裄(袖の長さ)は、「気を付け」の姿勢から手をすこし横に開いた状態で、何センチ長くしたいかを見てみると良いです。
お子さんはあまり裄・丈を長くしすぎると動きにくいようです。
個人的には、裄・丈ともにくるぶしあたりが良いのかな、と思います。
何センチ長くしたいかが決まったら、浴衣を脱いでもらい、肩上げ、腰上げの縫い目を探してください。
着ている状態で肩とおなかのあたりの表側に見えています。
この縫い目から、長くしたい長さの半分の長さ(5センチ伸ばしたいのであれば2.5センチ)のところを、今ある縫い目と平行になるように縫います。
チャコペンなどでガイドラインを引いておけば、あとはひたすら真っ直ぐ縫うだけです。
元の肩上げ・腰上げの縫い目と同じ長さくらいまで縫えたら、元の肩上げ・腰上げの糸を切って抜き、アイロンで折り目の癖を直すように整えたら完成です!
いかがでしたか?
時間的に余裕がある場合や、お裁縫はちょっと自信がない・・・という方は、みはしでも有料にはなりますが肩上げ、腰上げのお直しを承っております。
自分でやってみたいけどこれで合っているのか心配・・・等のご相談にも、浴衣を持ってご来店いただけましたらアドバイスさせていただきますので、気軽にお越しください。
この夏、1人でも多くの方が浴衣を着て、楽しい思い出ができますように!