催事・イベント情報
6月14日(金)~17日(月) 「水無月展」開催!
阿波本藍染
江戸時代から500年以上続く徳島の藍。徳島でも江戸時代から続く製造技法を守り続けている職人を紹介します。
染師 矢野藍秀の世界「阿波藍」
「本藍染」とは化学染料ではなく植物を原料とした染料での染めのことです。その中でも化学薬品を一切使わずに染液を作るのが
「天然灰汁発酵建て」
藍染をするための染液をつくる事を
「藍を建てる」
と言いますが、この時に化学薬品を使う技法もあります。
天然灰汁発酵建ては非常に手がかかる技法ですが、染液の出来は
「最終的に舐めて判断する」
というくらい環境負荷が少なく、また何度も何度も染色を重ねるので色に深みがあります。
伝統的な技法で染められた藍の着物をぜひご覧になってください。
期間中、矢野藍秀氏ご来場
1984年に天然灰汁発酵建てによる藍染を開始し、現在も現役で活躍されている矢野氏。国選定 阿波藍製造無形文化財、
国指定 卓越技術者、
現代の名工
など様々な認定や受賞をされている藍染師です。
14日・15日・16日の3日間、矢野さんがみはしに来場されます。
直接話を聞ける貴重な機会となっておりますので藍染のお着物を体験しつつ、お話してみてください。
藍染実演 ハンカチ染め
期間中、職人さんによる藍染の実演を見ていただくことができます。白いハンカチをお客様にお好きなように絞っていただきますので世界に1枚の藍染オリジナルハンカチが出来上がります。
体験料300円
実際の染の様子を見られるのも貴重となりますので、ぜひ体験してみて下さい。
江戸・明治期の古布資料の展示
江戸時代や明治時代に染められた藍染の品々を展示いたします。火消が実際に使用していた「火消し刺子袢纏(ひけしさしこはんてん)」
嫁入り道具になっていた「筒描蒲団地(つつがきふとんじ)」
大漁の祝い着「万祝(まいわい)」
藍染の魅力をぜひご堪能ください。
お時間によっては混雑も予想されますので、興味を持っていただけた方は
お問い合わせフォーム又は、
お電話にてご来店のご予約を頂けますと幸いです。
0120-154-384
(受付時間:10:00~18:30 定休日:水曜)
皆様のお越しをお待ちしております。